2020/08/24
発熱外来
当院は、インフルエンザ流行期の発熱患者など、新型コロナウイルス感染症に係る行政検査を行う「診療・検査医療機関」に指定されています。
発熱患者などに対して、COVID-19の検査(抗原検査またはPCR検査)を行えます。
検査は行政検査として行われるため、COVID-19に関する検査の費用、および判断料の自己負担金はありません。
受診の際は電話でご相談ください。
(その他の検査、処置料、受診料はかかります。)
【対応時間】
9:00~12:00(月~土曜日)受付は11:00まで
15:30~18:30(月曜日・火曜日・木曜日・金曜日)受付は17:30まで
日曜日・祝日は行いません。
患者さま、および当院スタッフのために、十分な感染予防の対策を講じて参ります。
まず、院内に入る前に、来院者全員に体温測定を行います。
受付時に発熱や咳、のどの痛みなどがある場合は、院外で問診と保険確認を行い、自家用車内で待機していただきます。
診察の順番が来ましたら、院外の発熱外来で診察をいたします。
詳しい検査や処置が必要な場合は、待合室を経由せず入室いただき、院内で診察をいたします。
診察終了後は自家用車内で待機していただき、看護師が車に出向いて会計を行い、処方箋・領収書をお渡しします。
会計にはキャッシュレス決済がご利用いただけます。
院内での感染予防対策
入室者は全員でアルコールで手指消毒、およびマスクの着用をお願いいたします。
(お持ちでない方は50円で販売します。)
エアコンを使用し、窓を開けて換気をしています。
院内雑誌は撤去し、掲示物は極力外しています。
入り口と出口を別にすることで、患者さま同士が向き合わないようにしています。
待合室の椅子・手すり・トイレの扉・ドアノブを次亜塩素酸ナトリウム溶液でこまめに消毒しています。
診察用の椅子・スプレーノズル・ネブライザーユニットは、次亜塩素酸ナトリウムで、患者さまごとに消毒しています。
診察時医師・看護師は、患者さまごとにアルコールで手指消毒をしています。
医療従事者の感染予防対策
発熱外来の看護師はサージカルマスク・手袋・ガウン・
フェイスシールドを着用します。
発熱外来では、シールド越しに問診・診察をします。
新型コロナウイルスの検体採取は、専用のシールド越しに行います。
院内トリアージ実施料
二類感染症患者入院診療加算の算定について
新型コロナウイルスによる症状は様々で、普通の風邪の症状と区別がつきません。そのため発熱、嗅覚障害などの症状のある患者さまは、新型コロナウイルス感染の可能性があると考え、他の患者さまとは別の場所でお待ちいただきます。
また、医師・スタッフともに患者様との面談や診察の際には個人防護具(マスク・手袋・ガウンやフェイスガードなど)を装着し、感染予防対策を実施しています。
令和2年4月8日付で厚生労働省より、必要な感染予防対策をしたうえで、
新型コロナウイルス感染症の可能性がある患者さまの外来診療を行うことに対して、「院内トリアージ実施料」300点(3割負担で900円)また、
令和3年9月 28 日付で「二類感染症患者 入院診療加算(外来診療・臨時的取り扱い)」250 点(3割負担で750円) (令和4年7月31日まで)
の算定も行うように通知があり、当院もそれに準拠いたします。
新型コロナウイルスPCR検査のご案内(自費診療)
当院では無症状や濃厚接触者に該当しない方、自費でPCR検査を実施されたい方を対象に、新型コロナウイルスのPCR検査を行っております。
【費用】
RT-PCR検査1回:17,500円(消費税込み)
陰性証明書代(日本語1通)を含みます。
咽頭ぬぐい液を用いた検査です。鼻に綿棒を挿入して採取します。
結果判明まで1~2日かかります。当院から電話をいたします。後日、陰性証明書(日本語)、検査結果用紙を郵送いたします。
医師による診断を行い、感染したと判断した場合には、感染症法に基づいて届け出を行います。あらかじめご了承ください。
なお、海外渡航用の陰性証明書の交付は行っておりません。
検査をご希望の方は、事前に当院まで電話をお願いします。来院日と来院時間をお伝えします。
お支払いには現金のほか、クレジットカード(VISA・Mastercard・American Express・JCB・Diners Club・Discover)、バーコード決済(Pay Pay・LINE Pay)、交通系ICカード(Suicaなど)が使用できます。
※新型コロナウイルス感染症を疑う症状がある方、および濃厚接触者の検査は行政検査として行われるため、COVID-19に関する検査の費用、および判断料の自己負担金はありません。その他の検査、処置料、受診料はかかります。
※検査結果は検査時点での感染状況に関するものであって、陰性であっても、感染早期のためウイルスが検知されない可能性や、その後の感染の可能性があります。検査後も感染予防を行う必要があります。
【対応時間】
9:00~12:00(月~土曜日)受付は11:00まで
15:30~18:30(月曜日・火曜日・木曜日・金曜日)受付は17:30まで
日曜日・祝日は行いません。
Q&A
Q.検査に行くにあたって感染者との接触が心配なのですが、感染対策はどのようにされていますか?
院内に入らずに個々に受付・会計を行うことができます。受付や検体を採取するスタッフは、グローブ・マスク・ガウン・フェイスシールド着用して、感染対策を行っております。
また、人が触れるもの(椅子・机・ペン等)は使用毎に消毒を行っています。
Q.新型コロナウイルスのPCR検査、抗原検査、抗体検査の違いは?
PCR検査
PCR検査は、ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)の略称であり、微量のDNA断片を増幅して検出する方法です。現在体内にウイルスが存在しているのか(感染しているのか)を調べることができる検査です。当院では鼻咽頭ぬぐい液を採取して検査します。
抗原検査
ウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)をウイルスの抗体を用いて検出する方法です。 現在、感染しているかを確認する検査で、インフルエンザ検査のように鼻に綿棒を入れて検査します。15分で結果が分かります。陰性を証明するためには、精度が高いPCR検査が適しています。
抗体検査
過去に感染したかを確認する検査です。血液検査になります。 感染から10日程度で抗体が陽性になりますが、いつ感染したかは分かりません。抗体が陽性だからといって、二度と感染しないとは言えません。
Q.行政検査、自費検査の違いは?
行政検査
新型コロナウイルス感染疑いの方、濃厚接触者が対象となります。医師や保健所が検査必要と判断したら検査を受けられます。費用は行政の負担になります。本人が検査を希望しても、行政検査の対象とならないことがあります。
自費検査
どなたでも検査が受けられます。費用は自己負担になります。
Q.どのような方がPCR検査(自費)の対象者になりますか?
「無症状の方」「濃厚接触者に該当しない方」「なんらかの理由でPCR検査を受けたい方」が対象となります。
例として、
- PCR検査を受けたいが、保健所や医療機関で「行政検査の対象」と判断されず、検査を受けられない。
- 職場や学校で陽性者が出た。「あなたは濃厚接触者ではない」と保健所から言われたが、検査を受けたい。
- 症状ははっきりしないが、新型コロナウイルスに感染していないか不安に感じている。
- 電車の中で咳をしている人がいて、うつされていないか不安に感じている。
- 実家への帰省、出張、旅行の前に陰性であることを確認したい。孫、祖父母に会いに行く前に検査したい。
- 接客業、窓口業務、営業職、建築業など、人と接する機会が多い。
- 医療機関、福祉施設、保育所、幼稚園、学校の職員など、万全を期す必要がある。
- 教育実習、病院や福祉施設の実習先から、PCR検査を受けるように指示された。
Q.子供でも受けられますか?
年齢制限はありません。
Q.予約は必要ですか?
事前に当院まで電話をお願いします。来院日と来院時間をお伝えします。
Q.結果は何日で分かりますか?
1-3日以内に分かります。
Q.結果の連絡方法は?
検査結果は電話で速やかに連絡します。陰性の方は、後日、陰性証明書(日本語1通)と検査結果用紙を郵送します。証明書代は検査費用に含まれます。
Q.検査結果が陽性でした。どうしたら良いですか?
当院から保健所に「新型コロナウイルス感染症 発生届」を提出します。自宅待機の上、保健所からの連絡をお待ちください。